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2011-09

震災から半年

9月5日、仕事が終わってから福島の実家へ帰った。
震災後、3度目の帰郷だが、前回がゴールデンウィークだったので、大分時間が経っていたのでどうなっているのか見てみたかった。
実際、驚くほどに瓦礫の山や、船の残骸などは面影がないくらいに綺麗になっており、見た目の復興は驚くほど早いように感じた。
しかし、心の問題は根強く残っており、放射能に関して言えばやはり被害は大きい。

実家は漁師なのだが、たまたま行った日が相馬漁港の放射能検査の日で、残った船の漁師が順番で魚を取ってくるという具合で、その日はお父さんの順番だった。
報道陣も来ておりお父さんは取材を受けながらインタビューを受けていた。
そして、残った魚を持ち帰り20人分くらいに袋分けし、地元の知り合いに回っておすそ分けしていた。
漁師町ですら、魚に飢えており、やはり地元の魚を食べることに飢えているようだ。
放射能検査が正式に出る前から、もう魚を食しているのだ。
僕らもアジのお刺身、カレイの煮つけをお母さんがさっそく手を振って出してくれた。
「うちの漁港からは何回やっても放射能はでないよ」そう言って・・・。
もう格別の味でそれはそれは美味しかった。
子供と一緒にすぐに食べつくした。

やはり現地にいると地元の人たちの強さが目立つ。
一番被害を受けている人たちなのに、向き合って今を生きているのはまさにあの人たちだ。
遠く離れた僕たちが、そんな人たちを風評被害などによって苦しめているのだから考えさせられる。

震災から半年、人間は過去を忘れるように生きているが、決して離れている人たちももう一度考えてほしい。
現地の人はいまだに戦っているのだから。
そして、相馬の魚からは一度も放射能基準値を超えていない。
だから恐れないで食べて欲しい、あんなに美味しい魚を。
仕事ができない漁師の気持ちを考えて・・・。
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